9月7日から9日にかけて岡山大学で開催された日本冷凍空調学会年次大会へ参加し、研究成果を発表してきました。発表題目は以下の通りです。
麻生 セス龍太郎:低温用新規三成分系混合冷媒の凝固開始温度の予測
今井 友暁:分子動力学法によるR1123/CF₃Iの気液平衡系の再現
大坪 祐真:示差毛管上昇法を用いたR32/R1123/CF₃I系3成分混合冷媒(22/73/5 mass%)の表面張力測定
劉 宇飛:擬似共沸混合冷媒R1123/R32の水平管内凝縮および蒸発流熱伝達に及ぼす内面ら旋溝の影響
質疑応答では、わたしが考えるよりも遥かに適切で丁寧な回答に、天才じゃないかなと感心しました。質問の意味を完全には理解できず、悔しい顔もしていましたが、悔しいと思うところが素晴らしいです。研究成果を責任を持って届けたいと考える皆さんを心から誇りに思います。研究室では教えてあげられない事、沢山吸収して立派に成長してくれました。
↓↓↓発表者のコメント
今井君『M1の今井です。初めての対面形式での学会発表だったのでとても緊張しましたが、練習を含め1番手応えのある発表ができたと思います。優秀講演賞が欲しいんじゃ~』
大坪君『3回目の学会で初めての対面で緊張しましたが、しっかりと発表することができました。岡山の夜は、肉、串、麺と美味しいものばかり食べることができ、毎日幸せでした。ご馳走様です。』
セス君『二度目の対面での学会ということで、落ち着いて発表できました。岡山大学の敷地面積の大きさに驚かされました。』
劉助教『2年ぶりの対面での年次学会で、岡山大に行ってきました。研究室から4つの発表を行いました。興味のある演題を選び、自ら聴きに行く姿勢が素晴らしかったです。3日間の参加で、幅広い研究内容を知る機会になりました!』
左から大坪君,セス君,今井君,劉助教
岡山グルメ ホルモン焼うどんを堪能
岡山城も外から眺めてきました。
2022年7月9日に,三浦君,今井君,奥村先生,近藤が執筆した論文が熱物性誌に受理されました.
タイトルは『分子シミュレーションによるR1123の熱物性予測』です.
修士のお二人が主体的に取り組んでくれた分子動力学計算の内容で,手ごわい査読過程も,一問一答,丁寧に作業してくれました.
おめでとうございます!!
奥村先生,いつもサポート感謝します(一同)
左:M2三浦くん,右:M1今井くん
5月18日(水)~20日(金)に開催された、第59回 日本伝熱シンポジウムにてM2の橋本君が研究発表を行いました。
発表題目は「毛管力が作用する表面微細構造を有するアルミ製沸騰面の沸騰伝熱促進」です。
橋本君:「初のオンサイトで緊張しましたが全力で取り組めたかなと思います」
M2橋本君
今年度は4名の4年生が近藤研に配属されました。
ようこそ近藤研へ。
4年生もさっそく研究をスタートし,先輩たちが優しく?指導してくれています。
フレッシュな4名が加わり,今年もにぎやかになりそうです。
後列:野中くん(左),橋本くん(右)
前列:河村くん(左),古賀くん(右)
4月20日から4月21日に開催された、第55回 空気調和・冷凍連合講演会(オンライン開催)にて
M1の平原君が研究発表を行いました。
発表題目は「表面構造を付したアルミ製伝熱面を用いる循環型サーモサイフォンの冷却限界」です。
平原君:「講演前は緊張のあまり、手汗とにやけが止まりませんでしたが、本番ではベストを尽くせたと思います。」
M1平原君
3年間コツコツと研究を進め,沢山の成果を出してくれた不動君,中村君,沼館君,城島君,ありがとう.
立派な社会人になって旅立たれる姿を見送ることが出来て本当に嬉しかったです.
いつも心身ともに健康でいることを祈っています.
新M1に進級の今井君,川原君,平原君,三好君,来年からは先輩として楽しく研究をリードしてくださいね.
そして3年間大変お世話になった林さんがお引越しされることになりました.
やんちゃな学生さん達と,だらしのない私を,いつも笑顔で包んで頂きました.
大量の会計処理の傍ら,オンライン講義開始の際には,本当に骨の折れる仕事にご協力を頂き感謝しています.
どうかお元気でいらしてください.
M2の4名
中部講堂の前で📷
桜の前で📷
2月14日はM2の不動君、中村君、沼館君、城島君の修士論文発表会(公聴会)が行われました。皆さんの3年間の膨大な業績は、たった10分間の発表では到底紹介しきれるものではありませんが、後に続く後輩の皆さんにも分かりやすく、素晴らしい発表で締め括って頂きました。質問を下さった先生方にも感謝いたします。4名の皆さんが丁寧に取得してくれた世界初となる数々のデータは、沢山の研究者や技術者の手元へ届きました。きっと、社会がまた少し良くなることに役立てられることと思います。
お疲れさまでした。ゆっくり休んで、コロナが収まったら、思う存分春休みをエンジョイしてくださいね~。
修論発表後
(左から)不動君・中村君・沼館君・城島君
大学院入試や就職活動でみなさん忙しいなか,
毎日の実験や解析など,研究を頑張ってくれました.
ようやく秋の学会ラッシュもひと段落ということで,
研究室のみんなでドッジビー大会を行い,
思いっきり体を動かしてはしゃぎました.(若者の身軽さにはついていけませんでしたけど...)
そのあとはお腹一杯,たこ焼きと焼肉とケーキ(濱崎くん作)を食べました!
2年ぶりくらいの研究室レクで,久々に呼吸困難になるほど笑いました.
幸せ~
ドッジビー後の集合写真
「分子シミュレーションでアシストする低GWP混合冷媒R1123/CF3Iの表面張力測定」
B4の川原です。はじめての学会への参加だったのでとても緊張しましたが、学会への準備を通して今年取り組んだ研究の振り返りもできましたし、研究への意欲も高まりました。貴重な経験ありがとうございました。
「気液平衡系および蒸気単相系の再現性から考察するHFO系冷媒の分子間相互作用」
M1の三浦です。シミュレーションのセッションで発表をさせていただきました.過去に参加した学会とは違った角度からの質問やコメントをいただき,「発表してよかった!」と思える学会でした.マダマダ ケンキュー ガンバリマス!
「低GWP二成分混合冷媒HFO1132a/CO2の固液平衡特性の測定」
B4の三好です.初めての学会で非常に良い経験になりました.人に説明する難しさと研究の理解の不足を感じました.今後より理解に努めて,次に活かしたいと思います!!
左から三浦君,三好君,川原君